【5月14日 AFP】サッカーイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は13日、マンチェスター・ユナイテッドが自身にとって完璧なクラブであると主張し、報じれているスペイン・リーガエスパニョーラ1部のレアル・マドリードへの移籍を否定した。

 レアル・マドリードはロナウドの獲得に熱心で、近くロナウドとレアル・マドリードが話し合いの場を持つとも報道されていた。また、レアル・マドリードは、イングランド・プロサッカー選手協会(Professional Footballer's AssociationPFA)による「2008年PFAプレーヤー・オブ・ザ・イヤー(2008 PFA Player of the Year)」に選ばれ、2年連続で同賞を受賞したロナウドの獲得に1億ポンド(約200億円)を用意しているとも言われている。

 しかしロナウドは、クラブが運営している公式テレビのMUTVに対し「私はベストのクラブで、素晴らしい選手とプレーしており、常に色々なことを学んでいます」と話しており、その並外れた才能をさらに伸ばすためにマンチェスター・ユナイテッドこそが最適なクラブであると考えており、クラブを去る考えがないことを主張した。

 またロナウドは「ユナイテッドにいることは最高なことです。私は常に成長を続けており、毎シーズン成長したいと願っています。私は5年前の自分と比べてより良い選手になったと思っています。今シーズンは私にとって素晴らしいシーズンでした。個人的にたくさんのゴールを決めることができて、チームも素晴らしい戦いを続けて優勝することができました。素晴らしいことです」とも話している。

 ロナウドは2007-2008シーズンに41得点を記録し(2008年5月11日現在)、チームのリーグ2連覇と21日に行われる欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)の決勝戦進出に大きく貢献している。

 そしてロナウド自身も同シーズンが信じられないほど素晴らしいものであったことを認めており、「リーグ優勝ができて最高の気分です。チャンピオンになる気分を言葉にすることができません。ただ信じられない気分です。リーグ優勝が最終節までもつれることは予想していませんでし、正直に話すと最終節で勝利し優勝を決められてより最高の気分でした。主審が最後の笛を吹いた瞬間は格別でした。我々は