【4月16日 AFP】NFLは2008年シーズンの試合日程を15日に発表し、カナダのトロント(Toronto)と英国のロンドン(London)で公式戦が開催されることが明らかになり、2008年シーズンも引き続き国外で公式戦を開催されることになった。

 試合日程を発表したNFLは、その目玉の一つとして、12月7日にバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)対マイアミ・ドルフィンズ(Miami Dolphins)戦をカナダのトロントで行う。

 ビルズは契約により、2012年まで毎シーズン公式戦の1試合をトロントでホームゲームとして開催することになった。また、ビルズは8月14日にトロントでピッツバーグ・スティーラーズ(Pittsburgh Steelers)とプレシーズンマッチを行う。

 ビルズの最高執行責任者(COO)のラス・ブランドン(Russ Brandon)氏は、記者からトロントで対戦するドルフィンズについて質問が及ぶと、「スケジュールはNFLによって決められる。彼らが全32チームの日程を決めるので、我々はそのプロセスに参加することはできない。我々はトロントの地でNFLの宣伝活動ができることを楽しみにしている。当初から言い続けている通り、海外で試合を行うことはNFLの地域化に繋がるはず」とコメントした。

 長い歴史の中で、NFLの公式戦が海外で開催されるようになってから2年目のシーズンを迎えるにあたり、NFLは2007年シーズンに続きニューオーリンズ・セインツ(New Orleans Saints)対サンディエゴ・チャージャーズ(San Diego Chargers)戦を10月26日に英国のロンドンで開催する。

 2007年シーズンには、ニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)対マイアミ・ドルフィンズ戦がNFLの公式戦として初めてロンドンのウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で開催された。(c)AFP