【11月9日 AFP】(写真追加)世界ロードレース選手権(WGP 2009)第17戦バレンシアGP、250ccクラス決勝。スコット・レーシングチーム・250cc(Scot Racing Team 250cc)の青山博一(Hiroshi Aoyama、日本)は、44分38秒03で7位に入り、初の年間総合優勝を決めた。

 年間総合優勝を争うメティス・ジレラ(Metis Gilera)のマルコ・シモンセッリ(Marco Simoncelli、イタリア)を21ポイントリードし、11位以内に入れば年間総合優勝が確定した青山は、一時は11位まで順位を落としたものの、最終的には7位に入りタイトルを獲得した。

 レースはペペ・ワールド・チーム(Pepe World Team)のエクトル・バルベラ(Hector Barbera、スペイン)が制し、2位にはマプフレ・アスパル・チーム(Mapfre Aspar Team)のアルバロ・バウティスタ(Alvaro Bautista、スペイン)が、3位にはスコット・レーシングチーム・250ccのラファエレ・デ・ロサ(Raffaele De La Rosa、イタリア)が入った。

 青山と年間優勝を争っていたシモンセッリは、クラッシュにより残り7周でリタイアしている。(c)AFP