【1月22日 AFP】世界ロードレース選手権(WGP)に参戦しているフィアット・ヤマハ(Fiat Yamaha)のバレンティーノ・ロッシ(Valentino Rossi、イタリア)が現地22日、マレーシアのセパン・サーキット(Sepang Circuit)で行われたテスト走行・初日に参加し、事故を起こしたことが明らかになった。

 テスト主催者側は、ロッシがフィアット・ヤマハの2008年マシン「YZR-M1」のハンドリングについて不満を持っていたことを明かし、ロッシの事故について、「20周目に入った後、鋭く曲がった第2コーナーに入ったときに、前輪が耐えきれなくなり事故になった」と声明を発表。倒れたマシンを戻し、ピットまで走行を続けたロッシの様子を「ゆっくりとピットまで走行している間、ひどくへこんだマシンの右側を左手で気にしながら走っていた」と説明した。

 なお、ロッシはマシンから飛び降りて怪我は免れている。(c)AFP