【1月2日 AFP】ダカールラリー2012(Dakar Rally 2012)は1日、アルゼンチンのマルデルプラタ(Mar del Plata)で開幕を迎えたが、二輪部門でベータ(BETA)のホルヘ・マルティネス・ボエロ(Jorge Martinez Boero)が死亡し、初日から大会に影を落とした。
 
 38歳のボエロは、マルデルプラタからサンタローサ・デ・ラパンパ(Santa Rosa de la Pampa)まで57キロメートルの区間で行われた第1ステージの残り2キロメートルで事故に遭った。ボエロは初参戦した前回大会の第6ステージでリタイアに終わっており、今回が2度目の出場だった。

 主催者側の発表によると、ボエロは事故後5分以内に治療を受け、ヘリコプターで病院に搬送されたものの、搬送途中に死亡が確認されたとしている。

 初日を終えて、四輪部門はミニ(MINI)のレオニド・ノビトスキー(Leonid Novitskiy、ロシア)が、二輪部門はアプリリア(Aprilia)のフランシスコ・ロペス・コンタルド(Francisco Lopez Contardo、チリ)が首位に立った。

 日本勢は、四輪部門でトヨタ(Toyota)の寺田昌弘(Masahiro Terada)が63位に、同じくトヨタの三橋淳(Jun Mitsuhashi)が67位、トラック部門で日野(Hino)の菅原照仁(Teruhito Sugawara)が26位、菅原義正(Yoshimasa Sugawara)は33位につけている。(c)AFP