【6月16日 AFP】13IZODインディカー・シリーズ第9戦は15日、米ウィスコンシン(Wisconsin)州ミルウォーキー(Milwaukee)で行われ、アンドレッティ・オートスポーツ(Andretti Auto Sport)のライアン・ハンターレイ(Ryan Hunter-Reay、米国)が優勝を飾った。

 ハンターレイは、AJフォイト・レーシング(A.J. Foyt Racing)の佐藤琢磨(Takuma Sato)を残り53週で抜き去り、2位に入ったチーム・ペンスキー(Team Penske)のエリオ・カストロネベス(Helio Castroneves、ブラジル)に4.8秒の差をつけ、大会連覇を飾った。2度先頭に立った佐藤はハンターレイに抜かれたあとも後退し、7位でレースを終えた。

 4月にアラバマ(Alabama)州バーミングハム(Birmingham)で行われた第2戦で優勝しているハンターレイは、今季2勝目。今シーズン複数優勝を飾っているのは、ハンターレイとチームメイトのジェームズ・ヒンチクリフ(James Hinchcliffe、カナダ)のみとなっている。

 この結果、ドライバーズポイント争いではカストロネベスが299ポイントで首位を守り、第8戦でカストロネベスに続き2位に入っていたハンターレイは16ポイント差の2位に躍り出た。佐藤は223ポイントで4位に浮上している。(c)AFP