【6月2日 AFP】13IZODインディカー・シリーズ第6戦は1日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)で決勝が行われ、AJフォイト・レーシング(A.J. Foyt Racing)の佐藤琢磨(Takuma Sato)は19位に終わった。

 優勝は、シリーズ通算2勝目を挙げたデイル・コイン・レーシング(Dale Coyne Racing)のマイク・コンウェイ(Mike Conway、英国)が飾った。

 2011年にカリフォルニア(California)州ロングビーチ(Long Beach)で勝利を挙げて以来の優勝となったコンウェイは、このレースにはチームオーナーのデイル・コイン(Dale Coyne)氏と今回限りの契約を結んで臨んだため、マシンを見たのもピットクルーと会ったのも大会の開催週に入ってからが初めてだった。ロングビーチで行われた今季第3戦では別のチームから出場して25位に終わったコンウェイは、この大会が今季2度目のシリーズ出場となっている。

 また、この日には2日に決勝が行われる第7戦の予選が午前中に行われ、コンウェイがベストラップ1分18秒0977でポールポジションを獲得している。2日間に渡って行われるダブルヘッダーは、今季3回予定されており、今回がシーズン初。2日の第7戦も全長2.36マイル(約3.8キロメートル)で13のコーナーがレイアウトされた同じサーキットで行われる。

 ドライバーズポイントではチーム・ペンスキー(Team Penske)のエリオ・カストロネベス(Helio Castroneves、ブラジル)が182ポイントで首位に立ち、以下アンドレッティ・オートスポーツ(Andretti Auto Sport)のライアン・ハンターレイ(Ryan Hunter-Reay、米国)が3ポイント差の2位、同じくマルコ・アンドレッティ(Marco Andretti、米国)がトップと5ポイント差の3位と続き、佐藤は14ポイント差の4位につけている。(c)AFP