【9月11日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフェラーリ(Ferrari)のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が10日、ツイッター(Twitter)で来シーズンからチームを離れると表明した。

 マッサは自身の公式アカウント@Felipe1Massaで「2014年はフェラーリで走ることはない」と投稿した。

「全ての勝利、そして素晴らしい瞬間をともに過ごしたチームに感謝したい。僕の妻、家族、ファン、スポンサーにも感謝したい。皆さん一人ひとりから素晴らしい応援を受けた。今は、残り7レースでフェラーリのためにできるだけ力を尽くしていきたい」

 続けてマッサは「来年に向けて、僕の最大の目標である、よりレースに勝てて、チャンピオンシップにチャレンジできるマシンを与えてくれるチームを探したいと思っている」とコメントしている。

 英国放送協会(BBC)はその後、マッサに代わってキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が2009年以来、5年ぶりにフェラーリに復帰する見込みと報じた。

 フェラーリでマッサと3シーズンにわたってパートナーシップを組んだライコネンは、その初年度の2007年シーズンにドライバーズタイトルを獲得した。

 ここ数週間、パドックはフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)とともに来季を戦うフェラーリのセカンドドライバーに誰が起用されるのかという話題で持ちきりとなっていた。

 BBCは、ライコネンが復帰を果たすことになる契約が9日に結ばれたと報じている。(c)AFP