【6月10日 AFP】13F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2013)は9日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が優勝を飾り、今季3勝目を挙げた。

 ベッテルは通算29勝目でレッドブルに同GP初優勝をもたらし、ドライバーズタイトル争いでもリードを広げた。

 総合3連覇中のベッテルは、サーキット・ジル・ビルヌーブ(Circuit Gilles Villeneuve)でのGPで3年連続ポールポジションからスタートし、他車を全く寄せ付けず独走のまま1時間32分9秒143でフィニッシュした。

 6番グリッドからスタートしたフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が14秒408差で2位に入り、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が3位に入った。ハミルトンは新チーム移籍後7戦で3度目の表彰台となった。

 4位にはレッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber)、5位にはモナコGP(Monaco Grand Prix 2013)を制覇したメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)、6位には自身最高位となったトロ・ロッソ(Toro Rosso)のジャン・エリック・ベルニュ(Jean-Eric Vergne)、7位にはフォースインディア(Force India)のポール・ディ・レスタ(Paul di Resta)が続いた。
 
 また、16番手からスタートしたフェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が8位に、ロータス(Lotus F1 Team)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が9位となった。

 ライコネンはミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏に並ぶ、24戦連続ポイント獲得の記録に並んでいる。(c)AFP