【6月9日 AFP】13F1第7戦カナダGP(Canadian Grand Prix 2013)は8日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が今季3度目のポールポジションを獲得した。

 ドライバーズタイトル3連覇中のベッテルは雨の中行われた予選で自らの才能を遺憾なく発揮し、サーキット・ジル・ビルヌーブ(Circuit Gilles Villeneuve)で行われる同GPでは3年連続、自身通算39度目のポールポジションを決めた。

 ウェットコンディションの中、ベッテルはインターミディエイトタイヤを選択して1分25秒425のトップタイムをたたき出し、2番手につけたメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を0.087秒上回った。

 4戦連続でメルセデスAMGが獲得していたポールポジションをベッテルが奪い取った劇的な展開の中、無名のルーキー、バルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)がウィリアムズ(Williams)に3番手のポジションをもたらした。

 予選Q3に初進出したボッタスは、滑りやすい路面コンディションの下、素晴らしい技術を披露した。

 4番手にはモナコGP(Monaco Grand Prix 2013)を制覇したメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)、 5番手にはレッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber)、6番手にはフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が続き、自己最高のパフォーマンスを見せたトロ・ロッソ(Toro Rosso)のジャン・エリック・ベルニュ(Jean-Eric Vergne)が7番手からスタートする。(c)AFP