【2月22日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するフォースインディア(Force India)のボブ・フェーンリー(Bob Fernley)副代表は21日、ポール・ディ・レスタ(Paul di Resta)の同僚となるもうひとりのドライバーを、来週に発表する可能性を示唆した。

 現在行われているバルセロナ合同テストでフォースインディアは、2011年まで在籍していたエイドリアン・スーティル(Adrian Sutil)とリザーブのジュール・ビアンキ(Jules Bianchi)に正ドライバーのチャンスを与えている。

 スーティルは21日にテスト走行を行っており、ビアンキは22日にテスト走行に臨む予定となっている。

 新ドライバーが来週にでも発表される可能性について質問されたフェーンリー氏は、「できたら良いと思っている。まずはそれぞれに必要な距離を走る機会を与えている。週末には株主に収集したデータを送り、その後は株主が決める」と答えた。

「(スーティルとビアンキには)公平な競争の場を与えたい。そして2人にマシンに慣れてもらうことが最も重要だ。もちろん最終的に選ばれるのは1人だ。だからどちらかが不利になるようなことは断じてしたくない」

 一方、2人のことをよく知るというディ・レスタは、チームの発展に貢献できるドライバーが選ばれることを願っている。

「決断はすべてチームの主要幹部である役員達に委ねられていて、彼らが僕のパートナーを決める。スーティルもビアンキも長年にわたりチームに関わった人物だ」

「どちらがドライバーに選ばれても僕は支持するけれど、新ドライバーはチームの一員としてフォースインディアを発展させてくれる人物であることが重要だ」

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