【11月25日 AFP】12F1最終戦ブラジルGP(Brazil Grand Prix 2012)は24日、予選が行われ、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールポジションを獲得した。

 マクラーレン勢は総合優勝を争うドライバーから見せ場を奪い、今シーズン4度目のフロントロー独占を果たした。

 今シーズン終了後にマクラーレンからメルセデスAMG(Mercedes AMG)へ移籍することが決まっている27歳のハミルトンは、マクラーレンで最後となるGPの予選でトップタイムとなるベストラップ1分12秒458を記録し、2番手につけた同じマクラーレンのジェンソン・バトン(Jenson Button)のベストラップ1分12秒513を上回った。

 マクラーレン勢が目を見張る好成績を残した一方で、3年連続のドライバーズタイトル獲得を狙うレッドブル(Red Bull)のセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)は4番手、ドライバーズタイトルを過去2度獲得し、総合優勝争いで2位につけるフェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は8番手となった。

 レッドブルのマーク・ウェーバー(Mark Webber)が3番手、地元のフェリペ・マッサ(Felipe Massa)が5番手につけたため、ベッテルとアロンソはチームメイトの後塵を拝すこととなった。

 6番手にはウィリアムズ(Williams)のパストール・マルドナド(Pastor Maldonado)、7番手にはフォースインディア(Force India)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)がつけている。

 ザウバー(Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)はベストラップ1分14秒380で15番手となった。

 予選後にマルドナルドが10グリッドの降格処分を受けたため、アロンソは7番グリッド、可夢偉は14番グリッドから決勝のスタートを迎えることになった。(c)AFP