【7月22日 AFP】12F1第10戦ドイツGP(German Grand Prix 2012)は21日、予選が行われ、フェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が2戦連続でポールポジションを獲得した。

 現在ドライバーズランキングで首位に立っているアロンソは、最高の判断力と力のこもった走りでベストラップ1分40秒621を記録し、自身が今シーズンの年間総合優勝争いで主役をはれることを証明した。

 2番手にはセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が、3番手にはマーク・ウェーバー(Mark Webber)が入り、アロンソとドライバーズタイトルを争うレッドブル(Red Bull)勢が続いたが、ウェーバーは予選でギアボックスを交換したため、5グリッド降格となる。

 7度の年間優勝を誇るメルセデスAMG(Mercedes AMG)のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)は、母国GPに集まった観衆の前で4番手タイムを記録し、同じくドイツ出身でフォースインディア(Force India)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)は5番手につけた。

 6番手にはウィリアムズ(Williams)のパストール・マルドナド(Pastor Maldonado)が入り、7番手にマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のジェンソン・バトン(Jenson Button)、8番手にはバトンの同僚ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がつけた。

 9番手にはフォースインディアのポール・ディ・レスタ(Paul di Resta)、10番手にロータス(Lotus F1 Team)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)が続き、ザウバー(Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi)は13番手となっている。(c)AFP