【7月17日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するマルシャ(Marussia F1 Team)は16日、テスト走行中にクラッシュを起こして右目を失明した女性テストドライバーのマリア・デ・ビロタ(Maria De Villota)の事故原因にマシンは関連していないと発表した。

 デ・ビロタは3日に英ケンブリッジシャー(Cambridgeshire)のダックスフォード飛行場(Duxford Aerodrome)で行われたテスト走行中にサポート車両に衝突して救急搬送され、州内のアデンブルックス病院(Addendrooke's Hospital)で2度の手術を受けた。

 英オックスフォード(Oxford)州バンブリー(Banbury)に拠点を置くマルシャは声明で「マルシャはクラッシュ直後から事故の初期解析を行った。事故の背景にある原因を解明し、差し迫っていた英国GP(British Grand Prix 2012)で同様の致命的な事故が起こる可能性を含めて調査した。参照可能であった全てのデータと補充情報を注意深く分析し、マシンと事故の関連性がないことを確認したため、英国GPへの参戦も承認した」と発表している。(c)AFP