【10月24日 AFP】(記事更新、写真追加)10F1第17戦の韓国GP(Korean Grand Prix 2010)は24日、霊岩(Yeongam)の韓国国際サーキット(Korea International Circuit)で決勝が行われ、フェラーリ(Ferrari)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso、スペイン)が2時間48分20秒810で優勝し、今季5勝目を挙げた。

 2位には14秒9遅れでマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton、英国)、3位にはフェラーリのフェリペ・マッサ(Felipe Massa、ブラジル)が入った。

 フロントローを独占したレッドブル(Red Bull)勢は、2台とも途中リタイアに終わった。

 ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel、ドイツ)は46周目にエンジントラブルで、ドライバーズ選手権首位のマーク・ウェーバー(Mark Webber、オーストラリア)は19周目にスピンによるアクシデントでリタイアした。

 2戦を残し、ドライバーズ選手権は231ポイントとしたアロンソが首位に立った。ウェーバーは2位に後退、 ハミルトンは210ポイントとし、ベッテルを抜いて3位に浮上した。

 メルセデスGP(Mercedes GP)のミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher、ドイツ)が復帰後最高タイの4位。5位にはルノー(Renault)のロベルト・クビサ(Robert Kubica、ポーランド)が続いた。

 BMWザウバー(BMW Sauber)の小林可夢偉(Kamui Kobayashi、日本)は8位入賞、HRT(イスパニア・レーシング、Hispania Racing Team)の山本左近(Sakon Yamamoto、日本)は15位だった。

 初開催となった韓国GPは、降雨によりスタート時間が遅れ、セーフティーカーの先導で開始となったが路面状態が悪いため3周目で中断、その後再びセーフティーカーの先導で再開された。(c)AFP