【12月25日 AFP】2010シーズンにメルセデスGP(Mercedes GP)でフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に復帰するミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏が、8度目の総合優勝に意欲を見せた。

 ドイツの日刊紙デア・ターゲスシュピーゲル(Der Tagesspiegel)に24日、掲載されたインタビューでシューマッハ氏は「当然ながらわれわれの唯一の目標はワールドチャンピオンを争うこと。そしてもちろんわたしの目標は再び頂点に立つことだ」と話している。

 また、自身の運転技術についてシューマッハ氏は「疑いの余地がない」とし、「身体トレーニングをやめたことは一度もない」とも話している。

 シューマッハ氏は、23日にメルセデスGPと3年契約を結びF1復帰を発表し、年俸は700万ユーロ(約9億2000万円)と伝えられている。

 かつてともに黄金期を築いたメルセデスGPのロス・ブラウン(Ross Brawn)代表と再びコンビを組むシューマッハ氏は、2010年シーズンの開幕戦バーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2010、決勝3月14日)で復帰する。

 シューマッハ氏は、メルセデスGPでの復帰は当然の選択だったとし、「わたしがドライビングを真剣に考えるようなチームはほかになかった。メルセデスはわたしをフォーミュラワンに導いてくれた。メルセデスに恩返しする機会を得て満足している」と話している。(c)AFP