【11月14日 AFP】2009年のフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)年間王者に輝いたブラウンGP(Brawn GP)のジェンソン・バトン(Jenson Button)が13日、マクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)の工場を訪れたと報じられた。バトンはマクラーレン移籍がうわさされている。

 英ガーディアン(Guardian)紙はウェブサイトで、バトンとマネージャーのリチャード・ゴダード(Richard Goddard)氏がマクラーレンのマーティン・ウィットマーシュ(Martin Whitmarsh)代表を伴い、英ウォーキング(Woking)にある同チームの工場付近に現れたと報じている。

 同紙に対しマクラーレンの広報は「ヒースロー空港(Heathrow Airport)に到着すると、ジェンソンは「あいさつ」をするためにウォーキングに少し遠回りをした」と語っている。

 ゴダード氏は2010年の新たな契約についてブラウンGPと話し合っているが、まだ合意には至っていない。

 ゴダード氏は「数か月にわたってブラウンGPと2010年の条件について話し合っているが、われわれは実現不可能で理不尽な金額を要求しているのではない。実際、われわれは彼らとの交渉の場でかなりの譲歩をしている」と語っている。

 バトンは2010シーズンにマクラーレンに移籍し、2008年の王者ルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)と「ドリームチーム」を形成するのではないかとうわさされている。(c)AFP