【11月2日 AFP】ブリヂストン(Bridgestone)は2日、「事業環境」の変化のため、2010年シーズン限りでのフォーミュラワン(以下F1、F1世界選手権)からの撤退を発表した。

 ブリヂストンは、10年に現行のタイヤ供給契約が満了となることを契機に、新規契約を結ばないことを決定した。同社は「株式会社ブリヂストンは現在のフォーミュラーワン世界選手権公式タイヤサプライヤーの新規契約を結ばないことを決定致しました」と声明を発表している。

 ブリヂストンは、この決定を「大きく変化しつつある事業環境の中での判断」としている。

 1997年から13年間、F1にタイヤを供給していたブリヂストンは、07年からは各チームへ独占的に供給していた。(c)AFP