【7月29日 AFP】(30日写真追加、一部更新)独自動車大手BMWは29日、2009年シーズン限りでのフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)からの撤退を発表した。

 BMWのノルベルト・ライトホーファー(Norbert Reithofer)最高経営責任者(CEO)は、「BMWグループは、2009年シーズンを最後にフォーミュラワンでの活動を継続しない」と発表した。

「もちろん、われわれにも厳しい判断だった。しかし、わが社の戦略的再編成を考慮した断固たる決定だ」(ライトホーファーCEO)

 ライトホーファーCEOは、「今後、持続可能性や環境適合性などがますます求められていくだろう。われわれがリードしたいのはこの分野だ」と述べた上で、「フォーミュラワンは、われわれが主力を注ぐ分野としての重要性は低い」と語った。

 前年12月にホンダ(Honda Motor)がF1撤退を発表したのに続き、主要メーカーのF1撤退はBMWで2社目となった。(c)AFP