【3月3日 AFP】フォーミュラワン（F1）からの撤退を発表した本田技研工業（ホンダ、Honda Motor）のF1チームの売却が、ほぼ固まったことが分かった。読売新聞（Yomiuri Shimbun）が2日に報じた。

　同紙は、ホンダ本社の関係者が「チームの解散、消滅という最悪の結果を避けるために、ホンダは最大限の努力を行っている。近く、我が社、チームから発表が出来ると思う」と語ったと報じている。売却先は明らかにされていない。

　また同紙は、5日に行われる新車でのテスト走行と2009年シーズンの世界選手権への参加に向け、ホンダが売却の準備を始めるとしている。

　この件に関し、ホンダの広報担当者はコメントを避けているが、同紙はドライバーのジェンソン・バトン（Jenson Button）とチーム代表のロス・ブラウン（Ross Brawn）氏がチームに残留すると報じている。(c)AFP