【9月15日 AFP】（記事更新、写真追加）08F1第14戦イタリアGP（Italian Grand Prix 2008）決勝。ポールポジションからスタートしたトロ・ロッソ（Toro Rosso）のセバスチャン・ベッテル（Sebastian Vettel）は、1時間26分47秒494を記録して、21歳73日の史上最年少優勝を果たした。

　ベッテルが激しい雨の中で行われたレースを制し、F1史上最年少優勝を果たした。ピットストップ時以外はスタートからチェッカーフラッグを受けるまでトップを守りきった。

　ベッテルは「何と言えばいいのかわからない。ただ信じられない。自分、家族、チームにとってとても幸せなことだと思う。集まった人たちを表彰台から見たときのことは一生忘れることのない時間になる。人生で最高の日だ。シーズン序盤は大変な時期もあった。だから誰が今日のことを信じられる？完璧な週末だった。ただ素晴らしい。さっきも言ったように、何と言えばいいのかわからない」と語っている。

　これまでの最年少優勝記録は、2003年のハンガリーGP（Hungarian Grand Prix）で優勝したフェルナンド・アロンソ（Fernando Alonso）の22歳26日だった。

■決勝結果

1位：セバスチャン・ベッテル／トロ・ロッソ - 1時間26分47秒494
2位：ヘイッキ・コバライネン（Heikki Kovalainen）／マクラーレン・メルセデス（McLaren-Mercedes） - 1時間27分0秒006
3位：ロベルト・クビサ（Robert Kubica）／BMWザウバー（BMW Sauber） - 1時間27分7秒965
4位：フェルナンド・アロンソ／ルノー（Renault） - 1時間27分11秒397
5位：ニック・ハイドフェルド（Nick Heidfeld）／BMWザウバー - 1時間27分15秒242

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