【4月21日 AFP】女子ゴルフ、LPGAロッテ選手権(LPGA Lotte Championship 2013)は20日、米ハワイ(Hawaii)州カポレイ(Kapolei)のコオリナ・ゴルフクラブ(Ko Olina Golf Club)で最終日が行われ、スーザン・ペターセン(Suzann Pettersen、ノルウェー)がリセット・サラス(Lizette Salas、米国)とのプレーオフを制し優勝を飾った。

 大会2連覇を目指した宮里藍(Ai Miyazato)は、通算11アンダーの6位タイに終わった。

 ペターセンは18番ホールをボギーとし、通算19アンダーでホールアウト。一方のサラスは最終ホールのバーディーパットがカップに嫌われパーとしたものの、この日10アンダーのコースレコードを記録してペターセンに並んだ。両選手のスコアは、昨年大会(LPGA Lotte Championship 2012)で宮里が記録した通算12アンダーを更新した。

 ペターセンとサラスは18番ホールのティーグランドに戻りプレーオフを行い、ティーショットはどちらもフェアウエーをとらえ、ペターセンの2打目はピンの左6メートル程の位置をとらえた。一方、初めてプレーオフを戦うサラスは2打目を池に入れてしまい、打ち直しの4打目をピンから約4.5メートルの位置につけた。

 ペターセンがバーディーパットを約60センチショートした後、サラスはボギーパットを外し、結局ダブルボギーとした。その後ペターセンがパーパットを落ち着いて沈め、自身ツアー通算11度目の優勝を遂げた。
 
 初日首位に立った17歳のアリヤ・ジュタヌガーン(Ariya Jutanugarn、タイ)が通算15アンダーで3位に入り、世界ランク1位の朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク)と金寅敬(In-Kyung Kim、キム・インキョン)の韓国勢が4位タイに並んだ。6位タイには最終日パープレイでスコアを伸ばせなかった宮里と、韓国の崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン)、米国のジェシカ・コルダ(Jessica Korda)の3人が並んだ。(c)AFP