【2月18日 AFP】女子ゴルフ、オーストラリアン・オープン(ISPS Handa Women's Australian Open 2013)は17日、キャンベラ(Canberra)のロイヤル・キャンベラ・ゴルフクラブ(Royal Canberra Golf Club)で最終日が行われ、韓国の申智愛(Jiyai Shin、シン・ジエ)が通算18アンダーを記録し、米国女子ツアー開幕戦で勝利を飾った。

世界ランキング8位の

 2位には通算16アンダーで世界ランク1位のヤニ・ツェン(Yani Tseng、台湾)が、3位には通算14アンダーで15歳の新星リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)が入った。

 15歳での米国ツアー2勝目という快挙を狙うコーと申智愛の接戦が予想された最終日だったが、コーが1番でダブルボギー、2番でボギーと出遅れるのを尻目に、申は1番で早くもバーディーを奪ってコーに3打差をつけた。

 コーはその後、3つのバーディーを奪うなど持ち直して一時はは申に並んだものの、再度後退して通算14アンダーに終わった。その一方で、最終日に1イーグル6バーディーと猛チャージをみせたランキング1位のツェンが、コーを抜き2位に入った。

 最後まで冷静さを保って優勝を果たした24歳の申は、米国ツアーここ7戦で3勝目、通算11勝目を挙げて優勝賞金18万豪ドル(約1700万ドル)を手にした。また2005年にプロに転向した申は、21年の歴史を持つオーストラリアン・オープンを初めて制した韓国人選手となった。

 上原彩子(Ayako Uehara)は通算4アンダーの48位タイで大会を終えた。(c)AFP