【12月3日 AFP】2013年シーズンの米国女子ツアー出場資格を争うクオリファイング・スクール(LPGA Qualifying School 2012)は2日、米フロリダ(Florida)州デイトナビーチ(Daytona Beach)のLPGAインターナショナル・ゴルフクラブ(LPGA International Golf Club)で最終予選会の最終日が行われ、上原彩子(Ayako Uehara)と有村智恵(Chie Arimura)が来季の出場権を獲得した。

 上原は通算12アンダーの3位、有村は通算8アンダーの5位タイに入り、米国ツアーのフル参戦権を手にした。

 5位に入った有村は、自分だけでなく日本ツアーに参戦する選手のためにも切符を勝ち取りたかったとし、「みんなのためにも上位に入りたかった。落ちることはできないと思ったし、わたしが落ちてみんなに、米国ツアー参戦は難しいと感じさせてしまうのはいやだった。そういう意味ではプレッシャーを感じていた」とコメントした。

 大会はタイの18歳モリヤ・ジュタナガーン(Moriya Jutanugarn)とカナダのレベッカ・リー・ベンサム(Rebecca Lee-Bentham)が通算13アンダーで首位に並んだ。

 4位には米国のキャスリーン・イーケイ(Kathleen Ekey)が入った。12シーズンに米国ツアー初参戦を果たしていたイーケイは、最終日に今大会最高となる7アンダーを記録し、前日の14位から単独4位へと一気に順位を上げた。有村と並ぶ5位タイには、大学時代に名を馳せた米国のリサ・マクロスキー(Lisa McClosky)が入った。

 今大会で上位20名に入った選手には13シーズン米国ツアーのフル参戦権が与えられ、21位以下の28名には限定的な参戦権が与えられる。(c)AFP