【9月16日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、全英リコー女子オープン(RICOH Women's British Open 2012)は15日、英ホイレイク(Hoylake)のロイヤル・リバプールGC(Royal Liverpool Golf Club)で順延された2日目が行われ、宮里美香(Mika Miyazato)が首位と6打差の通算3アンダー3位タイにつけた。

 14日のラウンドを中止に追い込んだ悪天候から一転して穏やかな気候の中で行われたこの日、メジャー通算2勝目を目指す韓国の申智愛(Jiyai Shin、シン・ジエ)が通算9アンダーで首位に浮上し、5打差の2位には同じ韓国の朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク)が続いた。

 美香と同じ通算3アンダーには大会通算3度の優勝を誇るオーストラリアのカリー・ウェブ(Karrie Webb)がつけている。

 手首の手術を受けて今シーズン開幕から2カ月の欠場を余儀なくされた元世界ランキング1位の申智愛だが、10日に行われたキングズミル選手権(Kingsmill Championship 2012)で米国のポーラ・クリーマー(Paula Creamer)との9ホールまで及んだプレーオフを制し、2年ぶりにツアー優勝を飾っている。

 一方、台湾のヤニ・ツェン(Yani Tseng)は通算イーブンパーで11位タイにつけ、36ホールが予定されている16日の最終ラウンドに大会3連覇の望みをつないだ。

 その他の日本勢は、宮里藍(Ai Miyazato)が通算1アンダーで6位タイ、一ノ瀬優希(Yuki Ichinose)が通算イーブンパーで11位タイ、原江里菜(Erina Hara)が4オーバー38位タイにつけた。

 また、若林舞衣子(Maiko Wakabayashi)が通算6オーバー、上田桃子(Momoko Ueda)が通算9オーバー、大江香織(Kaori Ohe)が通算13オーバー、上野藍子(Aiko Ueda)が通算20オーバーで予選落ちに終わっている。(c)AFP