【7月9日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2012)は8日、米ウィスコンシン(Wisconsin)州コーラー(Kohler)のブラックウルフ・ラン(Blackwolf Run)で最終日が行われ、韓国の崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン)が通算7アンダーで初優勝を果たした。

 3日目を終えて同じ韓国の梁熙英(Amy Yang、エミー・ヤン)が6打差で2位につけていたものの、24歳の崔羅蓮は4バーディー、2ボギー、1トリプルボギーでスコアを1ストローク落としながらも、4打差をつけて梁熙英を退けた。アンダーパーで今大会を終えたのは、優勝した崔羅蓮と2位の梁熙英の2人だけに留まった。

 崔羅蓮は、自身がテレビで観ていた1998年大会で優勝した朴セリ(Se Ri Pak、セリ・パク)と同じコースで大会制覇を飾った。今大会にも出場していた朴セリは、崔羅蓮が最終ホールでパットを沈めると、他の選手たちとともにシャンパンを持って駆け寄り、抱きしめた。

 韓国人選手の優勝は、2008年大会の朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク)、2009年大会の池恩熹(Eun-Hee Ji、チ・ウンヒ)、2011年大会の柳簫然(Ryu So-Yeon、ユ・ソヨン)に続き、過去5大会で4人目となっている。
 
 3位には通算1オーバーでドイツのサンドラ・ガル(Sandra Gal)が入り、3日目を3位で終えた宮里美香(Mika Miyazato)は通算3オーバーの7位タイで終えた。

 その他の日本勢は宮里藍(Ai Miyazato)が通算8オーバーの28位タイ、横峯さくら(Sakura Yokomine)が通算12オーバーの39位タイだった。(c)AFP