【7月8日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2012)は7日、米ウィスコンシン(Wisconsin)州コーラー(Kohler)のブラックウルフ・ラン(Blackwolf Run)で3日目が行われ、宮里美香(Mika Miyazato)が通算1アンダーで3位タイに順位を上げた。

 韓国の崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン)が通算8アンダーで単独首位に浮上し、首位と6打差の通算2アンダー2位には同じく韓国の梁熙英(Amy Yang、エミー・ヤン)が続いた。

 強い風が吹く天候の中で行われた3日目のラウンドをアンダーパーで終えたのは、崔羅蓮と梁熙英の2人だけだった。

 この日8バーディー、1ボギーで大会3日目の成績としては史上最高成績となる65を記録した崔羅蓮の猛チャージは、14年前の1998年大会で優勝し、韓国の女子ゴルフ人気を高めた朴セリ(Se Ri Pak、セリ・パク)に続く快進撃となった。

 1998年大会をテレビで観て覚えていた崔羅蓮は、「LPGAツアーに参加して、勝利することを目標にした」と話し、朴が勝利した記憶が自身の希望に繋がったと明かしている。

 美香と同じ3位タイには、米国のレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson)とドイツのサンドラ・ガル(Sandra Gal)が並び、その他の日本勢は宮里藍(Ai Miyazato)が通算3オーバーの15位タイ、横峯さくら(Sakura Yokomine)が通算4オーバーの20位タイにつけた。(c)AFP