【7月7日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2012)は6日、米ウィスコンシン(Wisconsin)州コーラー(Kohler)のブラックウルフ・ラン(Blackwolf Run)で2日目が行われ、宮里美香(Mika Miyazato)が首位と3打差の7位タイにつけた。

 首位には通算5アンダーでノルウェーのスーザン・ペターセン(Suzann Pettersen)が単独首位に立ち、1打差の通算4アンダー2位タイには、この日だけでスコアを6ストローク伸ばした米国のミッシェル・ウィ(Michelle Wie)とクリスティ・カー(Cristie Kerr)が並んだ。

 2007年大会覇者で、初日をブリタニー・リンシコム(Brittany Lincicome)、リセット・サラス(Lizette Salas)らとともに首位で終えていたカーだったが、スコアを1ストロークしか伸ばせず、首位の座を明け渡す結果となった。

 また、通算3アンダーの4位タイにはドイツのサンドラ・ガル(Sandra Gal)、韓国の朴仁妃(In-Bee Park、イン・ビー・パーク)、米国のビッキー・ハースト(Vicky Hurst)が続いている。

 寝坊して開始時間ぎりぎりに到着したものの、集中力を切らさず5バーディー、1ボギーでスコアを伸ばしたペターセンは、「私にとって朝ご飯は1番大切な食事なの。時間がなかったけど、身体をほぐしてリラックスすることが大切だと思った。そうした方が余計なことを考える時間がなかったりして、良い場合もあるの」とコメントした。

 世界ランキング1位の曾雅妮(Yani Tseng、ヤニ・ツェン、台湾)は通算2オーバーで29位タイ、前回優勝の柳簫然(Ryu So-Yeon、ユ・ソヨン、韓国)は通算1オーバーの17位タイにつけた。

 日本勢は、宮里藍(Ai Miyazato)が通算イーブンパーの13位タイに後退し、横峯さくら(Sakura Yokomine)と1オーバー17位タイにつけたが、野村敏京(Harukyo Nomura)と上田桃子(Momoko Ueda)が通算8オーバー、綾田紘子(Hiroko Ayada)が通算10オーバー、中山三奈(Mina Nakayama)が通算11オーバー、馬場ゆかり(Yukari Baba)が通算13オーバーで予選落ちに終わった。(c)AFP