【7月6日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2012)は5日、米ウィスコンシン(Wisconsin)州コーラー(Kohler)のブラックウルフ・ラン(Blackwolf Run)で開幕し、宮里藍(Ai Miyazato)が首位と1打差の2アンダー4位タイと好発進した。

 風がほとんど吹かず、うだるような猛暑の中で行われた初日は、クリスティ・カー(Cristie Kerr)、ブリタニー・リンシコム(Brittany Lincicome)、リセット・サラス(Lizette Salas)ら米国勢が3アンダーで首位に並んでいる。

 首位と1打差の4位タイには、藍のほかに米国のレクシー・トンプソン(Alexis "Lexi" Thompson)とジェニー・リー(Jenny Lee)、スペインのベアトリス・レカリ(Beatriz Recari)がつけている。

 一方、今大会で生涯グランドスラム達成がかかっている世界ランキング1位の曾雅妮(Yani Tseng、ヤニ・ツェン、台湾)は、1番でバーディーを奪う幸先の良い滑り出しを見せたものの、4番でダブルボギー、11番でトリプルボギーを叩くなどスコアを伸ばすことができず、2オーバー38位タイとなった。

 ここまでメジャー通算5勝を誇る23歳の曾雅妮が生涯グランドスラムを成し遂げることができれば、男子プロゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)より1歳若い史上最年少での達成となる。

 その他の日本勢は、宮里美香(Mika Miyazato)が1アンダー8位タイ、横峯さくら(Sakura Yokomine)と野村敏京(Harukyo Nomura)が3オーバー55位タイ、綾田紘子(Hiroko Ayada)が4オーバー77位タイ、上田桃子(Momoko Ueda)が5オーバー94位タイ、馬場ゆかり(Yukari Baba)と中山三奈(Mina Nakayama)が6オーバー106位タイにつけている。(c)AFP