【6月2日 AFP】米男子ゴルフツアー、ザ・メモリアルトーナメント(The Memorial Tournament 2013)は1日、オハイオ(Ohio)州ダブリン(Dublin)のマーフィールド・ビレッジGC(Muirfield Village GC)で3日目が行われ、石川遼(Ryo Ishikawa)は5オーバーの59位タイにつけた。

 単独首位には、スコアを2ストローク伸ばして通算8アンダーとしたマット・クーチャー(Matt Kuchar、米国)が立った。

 クーチャーはラウンド後半、13番ホールの約3メートルのバーディーパットを外すも、14番の約5メートルのバーディーパットを沈め、大会ホストをメジャー通算18勝を誇るジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏がつとめる同コースのレイアウトに翻弄された。

 2位タイには通算6アンダーでカイル・スタンリー(Kyle Stanley)とケビン・チャッペル(Kevin Chappell)の米国勢がつけた。また、2日目を終えて首位だったビル・ハース(Bill Haas、米国)は4オーバーとスコアを崩し、ジャスティン・ローズ(Justin Rose、英国)、マイク・ジョーンズ(Mike Jones、オーストラリア)と通算5アンダーで並び4位タイとなった。

 一方でタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)はスコアを7ストローク落とし、通算8オーバーの69位タイと大きく後退した。バックナインからスタートしたウッズは12番と15番でダブルボギー、17番でボギー、18番ではトリプルボギーを叩くなど血の気の引くような前半となり、その後3ホールでバーディーを奪い返したのもつかの間、6番と9番で再びボギーを叩いた。

 世界ランク1位のウッズ同様、同2位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)もスコアを3ストローク落とし、通算6オーバーの64位タイと苦しんでいる。(c)AFP