【5月28日 AFP】第113回全米オープン選手権(2013 US Open Championship)日本地区最終予選は27日、茨城県の大利根カントリークラブ(Ohtone Country Club)で行われ、松山英樹(Hideki Matsuyama)が1位通過で本戦出場を決めた。

 アジアアマチュアゴルフ選手権(Asian Amateur Championships)を2度制覇した経験を持つ21歳の松山は、今年4月にプロに転向したばかりだが、今季の日本男子ツアーで賞金ランキング首位に立っている。

 1日に36ホールを回る予選会で松山は9バーディー、1ボギーの通算8アンダーでホールアウトし、2位に4打差をつけて首位で全米オープンへの切符を手に入れた。

 今予選会では上位5選手に6月13日から開幕する本大会の出場権が与えられる。全米オープンの出場選手のうち約半数は過去数年間のメジャー王者を始めとした予選免除となる有資格者で、各地の予選会から勝ち上がった選手が残りの枠を埋める。

 リラックスした状態で臨めたという松山は、「トップ通過はうれしい。リズム良くアイアンを打つことができた。全米オープンでは全力を尽くしたい」と喜びを語った。

 松山の他に出場権を手にしたのは、韓国の黄重坤(Hwang Jung-Gon、ハン・ジュゴン)、上田諭尉(Yui Ueda)、藤田寛之(Hiroyuki Fujita)、塚田好宣(Yoshinobu Tsukada)となっている。(c)AFP