【5月13日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2013)は12日、フロリダ(Florida)州ポンテ・ベドラ・ビーチ(Ponte Vedra Beach)のTPCソーグラス(TPC Sawgrass)で、悪天候のため順延となっていた第3ラウンドと最終ラウンドが行われ、米国のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)が通算13アンダーで優勝を果たした。

 3日目の残りを終えてスペインのセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)、スウェーデンのダビド・リングメルト(David Lingmerth)と首位タイで並んだウッズは、14番ホールのダブルボギーをものともせず、最終ラウンドのスコアを2ストローク伸ばして優勝を手にし、キャリアに新たな道標を打ち立てた。

 ウッズと2打差の2位タイには、米国ツアー参戦初年度のリングメルトに加え、ジェフ・マガート(Jeff Maggert)とケビン・ストリールマン(Kevin Streelman)の米国勢が入った。

 17番ホールまで首位タイにつけていたガルシアは最終2ホールでクアドラプルボギーを叩くなど大きく失速し、2日間にわたって口頭でも激しくやりあったウッズに勝利を譲った。

 米国ツアーの中でも重要な大会に位置づけられ、今シーズンは賞金総額950万ドル(約9億7000万円)が設定されているザ・プレーヤーズ選手権をウッズが制したのは、2001年大会以来12年ぶり2回目となった。

 今季のウッズはこれでツアー4勝と、1シーズンとしてはここまでのキャリアで最も早いペースで勝利を重ねている。ツアー参戦300大会目となる今大会で通算78勝目を挙げたウッズは、100戦目と200戦目でも同じく優勝を遂げている。(c)AFP