【4月15日 AFP】男子ゴルフの米国ツアーメジャー第1戦、第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)は14日、米ジョージア(Gerogia)州オーガスタ(Augusta)のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で最終日が行われ、史上最年少で出場を果たした中国の関天朗(Tianlang Guan)がローアマを獲得した。

 55歳のサンディ・ライル(Sandy Lyle、スコットランド)とともにラウンドした14歳の関は、この日を3オーバーで回り、最終的には通算12オーバーを記録。最終ホールの18番ではファンから熱狂的な声援を受けながら、関のマスターズデビューは幕を閉じた。

 予選を通過した61人の選手の中では下から4人目の58位という結果で終わったが、マスターズで史上最年少、メジャー大会においては2番目に若い年齢で大会を終えた関は、その名をマスターズの歴史に刻んだ。

 大会中、ダブルボギーとスリーパットを叩かなかった関は、「マスターズでプレーすること、予選を通過すること、ローアマを獲得することは簡単なことではありません。よくやったと思います」とコメント。

 また、「まだまだ改善しなくてはいけないことがたくさんあります。ショートゲームはできる方だけど、まだ上達の余地があるし、ドライブショットがもっと伸びるようにならなければいけない。すべてにおいて上達しなければいけません」とも語った。(c)AFP/Allan Kelly