【4月13日 AFP】男子ゴルフの米国ツアーメジャー第1戦、第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)は12日、米ジョージア(Georgia)州オーガスタ(Augusta)のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)で2日目が行われ、史上最年少となる14歳で大会出場を果たした中国の関天朗(Tianlang Guan)は予選通過を果たした。

 関はスロープレイで1打罰を科されたもかかわらず、この日を3オーバーで回り、カットラインぎりぎりの通算4オーバーで予選を通過した。

 単独首位には、マスターズ初出場の2011年に2位タイとなるデビューを果たし、今大会オーストラリア人として初のマスターズ制覇をめざすジェイソン・デイ(Jason Day)が通算6アンダーで立った。

 2位タイにはメジャー大会最年長優勝を目指す53歳のフレッド・カプルス(Fred Couples、米国)が、オーストラリアのマーク・リーシュマン(Marc Leishman)とともに通算5アンダーでつけている。

 現在のメジャー大会最年長優勝記録は、1968年に全米プロゴルフ選手権(PGA Championship)を制したジュリアス・ボロス(Julius Boros)氏の48歳で、マスターズではジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏がキャリア最後の18度目のメジャー大会制覇を成し遂げた1986年大会時の46歳となっている。

 4位タイには通算4アンダーでジム・フューリック(Jim Furyk)、ブラント・スネデカー(Brandt Snedeker)の米国勢と、2009年大会の優勝者で、この日上がり6ホールで5バーディーを奪ったアンヘル・カブレラ(Angel Cabrera、アルゼンチン)の3人が並んでいる。

 世界ランク1位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は後半、15番と18番ホールをボギーとし、前半の貯金を減らしこの日1アンダー、通算3アンダーで7位タイで2日目を終えた。

 ウッズは15番ホールでの絶妙のアプローチショットがピンに当たって跳ね返り、池に入ってしまうという不運に見舞われたが、ボギーで乗り切った。

 7位タイにはウッズの他にアダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)、ジェイソン・ダフナー(Jason Dufner、米国)、崔京周(K.J. Choi、チェ・キョンジュ、韓国)、ジャスティン・ローズ(Justin Rose、英国)、リー・ウェストウッド(Lee Westwood、英国)、デビット・リン(David Lynn、英国)の7人が並んだ。

 日本勢は、石川遼(Ryo Ishikawa)が通算4オーバーでぎりぎり予選を通過し55位タイ、藤田寛之(Hiroyuki Fujita)は通算20オーバーを叩き予選落ちした。(c)AFP