【3月10日 AFP】世界ゴルフ選手権(World Golf Championships 2013)第2戦、キャデラック選手権(Cadillac Championship)は9日、米フロリダ(Florida)州ドラール(Doral)のTPCブルー・モンスター(TPC Blue Monster)で3日目が行われ、世界ランク2位のタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が通算18アンダーで単独首位を守った。

 最終ホールで約5メートルのパットを沈めてこの日7つ目のバーディーを奪ったウッズが5アンダーでこの日の最少スコアタイ記録を残し、2位に4打差をつけた。初日からの3ラウンドで通算24バーディーは、ウッズが1996年にPGAツアーデビューを果たして以来自身最多となる。

 ウッズと同じ最終組で回ったグレーム・マクダウエル(Graeme McDowell、北アイルランド)は自身初の1ラウンドで2イーグルを達成して3アンダーを記録した。通算14アンダーで単独2位をキープし、最終日も引き続きウッズと最終組でプレーする。

 メジャー14勝、ツアー通算75勝を誇るウッズは、首位で最終ラウンド迎えた大会は過去53回あり、そのうち49勝している。また、3打差以上リードして最終ラウンドに臨んだ大会で負けたことは一度もない。

 3位タイにはフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)、スティーブ・ストリッカー(Steve Stricker、米国)が通算13アンダーで、5位タイにはセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)ら4選手が通算11アンダーで並んでいる。(c)AFP