【3月2日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ザ・ホンダ・クラシック(The Honda Classic 2013)は1日、フロリダ(Florida)州パームビーチガーデンズ(Palm Beach Gardens)のPGAナショナル(PGA National)で2日目が行われ、世界ランク1位のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が歯痛のため、大会を途中棄権した。

 2日目をバックナインからスタートしたマキロイは、2ボギーと1ダブルボギー、1トリプルボギーを叩くと、18番では第2打を池に入れてしまい、その時点で棄権を表明。同伴競技者のアーニー・エルス(Ernie Els)とマーク・ウィルソン(Mark Wilson)と回っていたコースから立ち去った。

 前年覇者のマキロイは「この度は突然の途中棄権となってしまい、大会関係者に深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「親知らずが痛み、集中することが全く出来ませんでした。痛みに苛立たされ、同伴競技者にも影響が及んでしまいました。親知らずは近いうちに抜く予定です」とコメントした。

 マキロイの大会連覇の夢が絶たれた一方、世界ランク2位でメジャー通算14勝を誇るタイガー・ウッズ(Tiger Woods)は、2日連続でイーブンパーを記録し、カットラインぎりぎりの65位タイにつけた。

 そんな中、当初注目されていなかったルーク・ガースリー(Luke Guthrie、米国)が7アンダーを記録し、通算9アンダーで単独首位におどり出た。

 2位には通算8アンダーで米国のマイケル・トンプソン(Michael Thompson)が、3位タイには通算7アンダーでカナダのグラハム・デ・ラエト(Graham DeLaet)と米国のブー・ウィークリー(Boo Weekley)がつけている。

 石川遼(Ryo Ishikawa)は通算8オーバーで予選落ちした。(c)AFP