【2月22日 AFP】世界ゴルフ選手権2013(World Golf Championships 2013)第1戦、アクセンチュアマッチプレー選手権2013(WGC-Accenture Match Play Championship 2013)は21日、米アリゾナ(Arizona)州マラナ(Marana)のゴルフクラブ・アット・ダブマウンテン(The Golf Club at Dove Mountain)で1回戦を再開し、タイガー・ウッズ(Tiger Woods)とロリー・マキロイ(Rory McIlroy)が揃って敗退した。

 世界ランク1位のマキロイは、出場64選手中最下位となる世界ランク68位のシェーン・ローリー(Shane Lowry)に1ダウンで敗れ、メジャー通算14勝を誇るウッズは、チャールズ・ハウエル3世(Charles Howell III)に2アンド1で敗れた。

 アマチュア時代からマキロイと親交があったローリーは、バックナインで快進撃を見せた。12番でチップインバーディーを奪ったローリーは、続く13番でイーグルを記録し、マキロイから2アップのリードを奪った。

 14番を制してローリーとの差を詰めながらも、15番ではバンカーに入れて同ホールの負けを認めたマキロイは、16番のパー3でバーディーを記録するも、残り2ホールで追いつくことができず、ローリーが1回戦を突破した。

 一方、ウッズとハウエルは日没が近づく中でラウンドを行ったものの、両者ともにボギーを叩かなかった。

 ハウエルは2番ホールでバーディーを奪いスコアを1アップとして以降、ウッズにリードを奪われることはなかった。ウッズは5番でバーディーを記録し同点に追いついたが、ハウエルは8番で再びリードを奪った。

 その後、ウッズはバーディーを記録した13番でスコアを再び振り出しに戻したものの、ハウエルは15番と16番を立て続けに制し、17番終了と同時にウッズとの決着をつけた。大会3度の優勝を誇るウッズは、自身通算3度目の1回戦敗退となった。

 また、このラウンドは開始が遅れた影響により、カール・ペターソン(Carl Pettersson)対リッキー・ファウラー(Rickie Fowler)、ゴンサロ・フェルナンデス・カスタノ(Gonzalo Fernandez-Castano)対フランチェスコ・モリナリ(Francesco Molinari)の2試合が日没サスペンデッドとなった。

 同日行われたその他の試合では、2011年に米国ツアーと欧州ツアーで賞金王に輝いた世界ランク3位のルーク・ドナルド(Luke Donald)が、ドイツのマルセル・シェム(Marcel Siem)に1アップで勝利した。

 藤田寛之(Hiroyuki Fujita)は3アンド2で米国のマット・クーチャー(Matt Kuchar)に敗れた。(c)AFP