【1月12日 AFP】2013年の男子ゴルフメジャー初戦、第77回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2013)の主催者は11日、石川遼(Ryo Ishikawa)が特別招待枠で出場すると発表した。

 5年連続の出場となる21歳の石川は、2011年の第75回大会(The Masters Tournament 2011)では自己最高の20位タイを記録している。2012年の日本ゴルフツアー最後の5試合ではツアー10勝目となる優勝を遂げた他、上位10位以内に3度入り、シーズンを終えている。

 また、石川とともにタイのタウォーン・ウィラチャン(Thaworn Wiratchant)も同枠で出場することが決まっている。

 オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)のビリー・ペイン(Billy Payne)会長は、4月11日から14日に開催される同大会には21カ国から6人のアマチュア、16人の初出場を含む85人の選手が出場する見込みだと語った。

 ペイン氏は「確立された予選を通じ、また出場資格を満たしていない国際的な選手を招待することで、長年にわたって世界のトップ選手をそろえてきた。それは今年も変わらない。マスターズはグローバルなゴルフをサポートする伝統という長い歴史を持っている。タウォーン・ウィラチャンと石川遼を招待することに胸が高鳴っている。彼らが出場することで、アジアのゴルフ人気と関心が高まることを期待している」と語った。

 46歳のウィラチャンは、2012年のアジアツアーの順位により出場を決めた。今回のマスターズが初出場となる。(c)AFP