【11月5日 AFP】世界ゴルフ選手権2012(World Golf Championships 2012)第4戦、HSBCチャンピオンズ(WGC-HSBC Champions 2012)は4日、中国・東莞(Dongguan)のミッションヒルズGC(Mission Hills Golf Club)・オラサバルコース(Olazabal Course)で最終日が行われ、イアン・ポールター(Ian Poulter、英国)が通算21アンダーで逆転優勝を飾った。

 首位と4打差の通算14アンダーで最終日を迎えたポールターは17番ホールでボギーを叩いたものの、8バーディーを奪いスコアを7ストローク伸ばし、最終ホールで勝利を決めるパーパットを沈めた。ポールターは4日間を3アンダー、4アンダー、7アンダー、7アンダーと尻上がりに調子を上げた。

 2位タイには通算19アンダーでフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)、アーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)、ジェイソン・ ダフナー(Jason Dufner、米国)、スコット・ピアシー(Scott Piercy、米国)の4人が並んだ。

 3日目まで首位タイだったルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)とリー・ウェストウッド(Lee Westwood、英国)はスコアを伸ばせず通算18アンダーで6位タイ、アダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)が通算17アンダーで8位、前年大会覇者マルティン・カイマー(Martin Kaymer、ドイツ)が通算16アンダーで9位、ビル・ハース(Bill Haas、米国)が通算15アンダーで10位だった。

 日本勢は藤田寛之(Hiroyuki Fujita)が通算14アンダーで11位タイ、高山忠洋(Tadahiro Takayama)が通算5アンダーで34位タイ、久保谷健一(Kenichi Kuboya)と武藤俊憲(Toshinori Muto)が通算7オーバーで69位タイ、池田勇太(Yuta Ikeda)は通算9オーバー72位タイに終わった。(c)AFP