【11月4日 AFP】世界ゴルフ選手権2012(World Golf Championships 2012)第4戦、HSBCチャンピオンズ(WGC-HSBC Champions 2012)は3日、中国・東莞(Dongguan)のミッションヒルズGC(Mission Hills Golf Club)・オラサバルコース(Olazabal Course)で3日目が行われ、リー・ウェストウッド(Lee Westwood、英国)がルイ・ウーストハイゼン(Louis Oosthuizen、南アフリカ)と通算18アンダーの首位タイに並んだ。

 2日目を終え単独首位だったウーストハイゼンはこの日のスコアを2ストローク伸ばしたが、ウェストウッドは11アンダーと驚異のロースコアで猛追し、首位に並んだ。しかし、そのウェストウッドの好スコアさえも凌いだのは、コースレコードの60を刻んだブラント・スネデカー(Brandt Snedeker、米国)だった。スネデカーは最終18番ホールでバーディーパットを僅かに外し、ゴルフで魔法の数字とされるスコア59には届かなかった。

 HSBCチャンピオンズ(WGC-HSBC Champions)を2度、メジャーを4度制覇したフィル・ミケルソン(Phil Mickelson、米国)はスコアを6ストローク伸ばし、通算15アンダーの単独2位で首位と3打差につけている。

 4位タイには通算14アンダーでアーニー・エルス(Ernie Els、南アフリカ)、イアン・ポールター(Ian Poulter、英国)、ビル・ハース(Bill Haas、米国)の3人が並び、コースレコードを記録したスネデカーが通算13アンダー単独7位で続いている。

 日本勢は藤田寛之(Hiroyuki Fujita)が通算9アンダー19位タイ、高山忠洋(Tadahiro Takayama)が通算4アンダーで34位タイ、武藤俊憲(Toshinori Muto)が通算5オーバーで65位タイ、池田勇太(Yuta Ikeda)が通算6オーバーで70位タイ、久保谷健一(Kenichi Kuboya)が通算10オーバーで74位タイとなっている。小林正則(Masanori Kobayashi)は棄権した。(c)AFP