【9月29日 AFP】米国と欧州による男子ゴルフの対抗戦、第39回ライダーカップ(The 39th Ryder Cup)は28日、米イリノイ(Illinois)州メディナ(Medinah)のメディナCC(Medinah Country Club)で開幕し、初日のフォアサムとフォアボールを終えて米国選抜が5-3でリードした。

 欧州勢が得意としている形式で行われる同大会で、午前のフォアサムを2-2で終えたデービス・ラブ3世(Davis Love III)主将が率いる米国選抜は、午前のフォアサムを2-2で終えると、午後のフォアボールを3-1としてリードを奪った。 

 米国選抜は初出場のキーガン・ブラッドリー(Keegan Bradley)が2勝を挙げる活躍を見せた。

 ブラッドリーはフィル・ミケルソン(Phil Mickelson)と組んだ午前中のフォアサムで勝利を挙げると、午後のフォアボールではザック・ジョンソン(Zach Johnson)とのペアでこの日2勝目を挙げた。

 しかしながら米国選抜のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)は低調に終わり、パートナーのスティーブ・ストリッカー(Steve Stricker)とともに2連敗を喫している。

 一方、欧州選抜は午前のフォアサムでロリー・マキロイ(Rory McIlroy)/グレーム・マクダウエル(Graeme McDowell)組とイアン・ポールター(Ian Poulter)/ジャスティン・ローズ(Justin Rose)組で2勝を挙げた。

 しかし午後のフォアボールでは、この日1イーグル、8バーディーと素晴らしい成績を残したベルギーのニコラス・コルサート(Nicolas Colsaerts)とリー・ウェストウッド(Lee Westwood)のペアが挙げた1勝に終わった。(c)AFP/Allan Kelly