【8月20日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ウィンダム選手権(Wyndham championship 2012)は19日、米ノースカロライナ(North Carolina)州グリーンズボロ(Greensboro)のセッジフィールド・カントリークラブ(Sedgefield Country Club)での最終日が行われ、降雨による順延が決まった。

 大会主催者は天候不順によりラウンドを2時間20分に渡って中断した末、順延を決めた。再開は20日の現地時間午前9時となり、この最終日の結果によってPGAツアーのプレーオフシリーズ進出者が決定する。同大会の順延は1983年以来のこととなる。

 18日の夜から50ミリ以上の雨がコースに降ったことで、全米プロゴルフ協会(PGA of America)の広報担当のマーク・ラッセル(Mark Russell)氏は15番ホールが「プレー不能」と判断した。

 ラッセル氏は順延について、「雨は降り続き、止む気配もない。排水も限界に達し、ラウンドを終了できないコース状態となったため、今夜を排水にあてて明日の朝より再開することを決定した」とコメントした。

 暫定首位には、4番ホールまでを終えて通算15アンダーとしているスペインのセルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia)が立っている。同2位には通算14アンダーで南アフリカのティム・クラーク(Tim Clark)と米国のジェイソン・ダフナー(Jason Dufner)、バド・カウリー(Bud Cauley)がつけている。最終日のラウンドを終えていない選手は、全体の半分にあたる38名となっている。(c)AFP