【7月21日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第141回全英オープン(The 141st Open Championship)は20日、リザム(Lytham)のロイヤルリザム・アンド・セントアンズ(Royal Lytham and St Annes)で2日目が行われ、通算1アンダーの15位タイにつけた武藤俊憲(Toshinori Muto)と通算1オーバーの40位タイにつけた藤本佳則(Yoshinori Fujimoto)が予選を通過した。

 首位には6バーディー、ノーボギーでラウンドし、全英オープン2日目までの最小ストロークタイ記録に並ぶ通算10アンダーにスコアを伸ばした米国のブラント・スネデカー(Brandt Snedeker)が浮上した。

 単独2位には通算9アンダーで初日首位のオーストラリアのアダム・スコット(Adam Scott)、同3位には通算6アンダーで米国のタイガー・ウッズ(Tiger Woods)がつけた。

 メジャー通算14勝を挙げながら、2008年の第108回全米オープン選手権(2008 US Open Championship)以来メジャー制覇から遠ざかっているウッズは、18番でグリーン横のバンカーからチップインバーディーを奪い、自らが優勝候補であることを証明した。

 単独4位には通算5アンダーでデンマークのトービヨン・オルセン(Thorbjorn Olesen)、5位タイには通算4アンダーで北アイルランドのグレーム・マクダウエル(Graeme McDowell)、スコットランドのポール・ローリー(Paul Lawrie)、米国のマット・クーチャー(Matt Kuchar)、米国のジェイソン・ ダフナー(Jason Dufner)、南アフリカのトーマス・エイケン(Thomas Aiken)が並び、単独10位に通算3アンダーで南アフリカのアーニー・エルス(Ernie Els)がつけている。

 その他の日本勢は小田孔明(Koumei Oda)が通算4オーバー、石川遼(Ryo Ishikawa)が通算6オーバー、谷口徹(Toru Taniguchi)が通算7オーバー、藤田寛之(Hiroyuki Fujita)と高山忠洋(Tadahiro Takayama)が通算8オーバー、市原弘大(Kodai Ichihara)が通算10オーバーで予選落ちとなっている。(c)AFP/Jim Slater