【7月20日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第141回全英オープン（The 141st Open Championship）は19日、リザム（Lytham）のロイヤルリザム・アンド・セントアンズ（Royal Lytham and St Annes）で開幕し、武藤俊憲（Toshinori Muto）が首位と3打差の3アンダー6位タイにつけた。

　オーストラリアのアダム・スコット（Adam Scott）が8バーディー、2ボギーでコースレコードとなるスコア64を記録し、6アンダーで単独首位に立った。

　スコットはこの日、メジャー大会では史上初となるスコア62を達成できる可能性があったが、最終ホールでボギーを叩き、1996年大会で優勝した米国のトム・レーマン（Tom Lehman）が同大会3日目に記録した64に並んだ。

　1打差の5アンダー2位には1999年大会で優勝したスコットランドのポール・ローリー（Paul Lawrie）と、2007年のマスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2007）で優勝した米国のザック・ランドルフ（Zach Randolph）、ベルギーのニコラス・コルサート（Nicolas Colsaerts）が入り、5位には4アンダーで米国のブラント・スネデカー（Brandt Snedeker）がつけた。

　6位タイには武藤のほかにメジャー通算14勝のタイガー・ウッズ（Tiger Woods、米国）をはじめ、2011年の第111回全米オープン選手権（2011 US Open Championship）覇者のロリー・マキロイ（Rory McIlroy、北アイルランド）、2002年大会王者のアーニー・エルス（Ernie Els、南アフリカ）、2010年の第110回全米オープン選手権（2010 US Open Championship）覇者のグレーム・マクダウエル（Graeme McDowell、北アイルランド）、第76回マスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2012）を制したバッバ・ワトソン（Bubba Watson）ら有力選手と、米国のスティーブ・ストリッカー（Steve Stricker）、スウェーデンのピーター・ハンソン（Peter Hanson）が並んでいる。

　その他の日本勢は、藤本佳則（Yoshinori Fujimoto）が1オーバー54位タイ、谷口徹（Toru Taniguchi）と小田孔明（Koumei Oda）が2オーバー80位タイにつけ、石川遼（Ryo Ishikawa）が4オーバー115位タイ、藤田寛之（Hiroyuki Fujita）が6オーバー143位タイで、高山忠洋（Tadahiro Takayama）と市原弘大（Kodai Ichihara）が7オーバー150位タイと出遅れた。(c)AFP