【7月16日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ジョンディア・クラシック(John Deere Classic 2012)は15日、イリノイ(Illinois)州シルビス(Silvis)のTPCディアラン(TPC Deere Run)で最終日が行われ、ザック・ジョンソン(Zach Johnson)がトロイ・マテソン(Troy Matteson)との米国人同士によるプレーオフ対決を制し、優勝を飾った。

 3位タイからスタートしたジョンソンは、17番ホールでバーディーを奪い、3日目まで首位を守ってきたマテソンに2打差をつけて最終ホールを迎えた。6番と15番でダブルボギーを叩き、スコアを落としていたマテソンだったが、17番ホールでイーグルパットを沈めた。18番でパーパットを決めた両選手は、通算20アンダーで並んだ。

 18番ホールで行われたプレーオフでは、1ホール目の1打目でジョンソンがバンカーにつかまると、マテソンも右の林にボールを打ち込んだ。その後互いにウォーターハザードにつかまり、両者ダブルボギーに終わった。

 迎えた2ホール目、ジョンソンが同じバンカーにティーショットを打ち込みながらも2打目をピンそばに寄せたのに対し、マテソンのアプローチショットはピンから40フィート(12メートル)離れたところに落ちた。2度目のパットとなった4打目でマテソンがパーセーブしたものの、ジョンソンがバーディーを奪い優勝を決めた。

 3位には通算18アンダーで米国のスコット・ピアシー(Scott Piercy)が入った。

 大会3連覇中のスティーブ・ストリッカー(Steve Stricker、米国)は3日目に2位に浮上していたものの、ルーク・ガースリー(Luke Guthrie)と並ぶ通算16アンダーの5位タイに終わり、同ツアー史上5人目となる同一大会4連覇達成を逃した。(c)AFP