【7月7日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、グリーンブライヤー・クラシック（The Greenbrier Classic 2012）は6日、米ウェストバージニア（West Virginia）州ホワイトサルファースプリングズ（White Sulphur Springs）のジ・オールド・ホワイトTPC（The Old White TPC）で2日目が行われ、米国のウェブ・シンプソン（Webb Simpson）が通算9アンダーで単独首位に立った。

　第112回全米オープン選手権（2012 US Open Championship）覇者のシンプソンは、最終18番ホールをバーディーで締めくくるなど、4バーディー、ノーボギーでスコアを4ストローク伸ばした。
　
　通算8アンダーの2位タイにはジョナサン・バード（Jonathan Byrd）、チャーリー・ベルジャン（Charlie Beljan）、ジェフ・マガート（Jeff Maggert）、ジェリー・ケリー（Jerry Kelly）が並び、上位は米国勢が独占している。

　一方、メジャー通算14勝を誇る米国のタイガー・ウッズ（Tiger Woods）と、フィル・ミケルソン（Phil Mickelson）がともに予選落ちに終わり、今田竜二（Ryuji Imada）が通算1アンダーの66位タイで予選を通過した。

　2日連続で1オーバーのミケルソンは通算2オーバー、初日88位タイと出遅れたウッズは通算イーブンパーに終わり、ともにカットラインの1アンダーを下回った。
　
　ウッズはクエイルホロー選手権（Quail Hollow Championship 2012）でも予選落ちに終わっており、1シーズンで2度の予選落ちを経験したのは、HPバイロンネルソン選手権（HP Byron Nelson Championship 2005）とフナイクラシックatザ・ウォルトディズニー・ワールドリゾート（FUNAI Classic at WALT DISNEY WORLD Resort）で予選落ちした2005年以来2度目となる。

　AT&Tナショナル（AT＆T National 2012）でツアー通算74勝目を記録したウッズは、3月のアーノルド・パーマー・インビテーショナル（Arnold Palmer Invitational 2012）と6月のザ・メモリアルトーナメント（The Memorial Tournament 2012）で優勝するなど今季ツアー3勝を挙げているが、第76回マスターズ・トーナメント（The Masters Tournament 2012）や第112回全米オープン選手権といったメジャー大会では結果を残していない。(c)AFP