ウッズと離婚したエリンさん、初めて不倫騒動を語る
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【8月26日 AFP】タイガー・ウッズ(Tiger Woods、34)と離婚したエリン・ノルデグレン(Elin Nordegren)さん(30)が、ウッズの不倫騒動後初めて沈黙を破り、米誌ピープル(People)にその心境を語った。
エリンさんへのインタビューは4日間にわたって計19時間行われた。
■「地獄だった」
「地獄だった」とその苦しみを吐露したエリンさんは、騒動後、不眠症になり体重も落ち、離婚成立が近くなった頃には髪も抜け始めた事を明かした。
離婚は23日、米フロリダ(Florida)州で行われた10分間の審理で成立した。
不倫発覚直後は衝撃を受け、不信感が沸いたというエリンさんだが、ポルノ女優やウエイトレスなどの女性が次々とウッズとの関係を暴露すると自問するようになった。
「次々と明らかになるに連れ、ばからしく感じた。いったいどうして私は何も知らずにいたのか?裏切りという言葉では不十分。私の世界がすべて崩れ落ちた感覚だった」
エリンさんはウッズとやり直そうと努めたが、ウッズに対する信頼を失ってしまい、最終的には和解は不可能と判断した。
しかし、心からウッズを愛し、いつまでも幸せな暮らしが続くことを望んでいたという。
「彼を愛していた。一緒にいるととても楽しかったし、安心できた」
また、不倫発覚のきっかけとなったウッズの自動車事故の直前、エリンさんがゴルフクラブでウッズに暴力を振るったと報じられたことについては、「ばかげている」として、2人の間に暴力は一度もなかったと主張した。
■今後は?
まもなく心理学の学位を取得できるというエリンさんは、夫の裏切りがあったにも関わらず、「今まで以上に強くなったと感じる。私の信念、決断、そして自分自身に自信を持っている」と語った。
今後の恋愛について聞かれると、「しばらくは2人の子どもと自分だけの生活になるが、愛は信じている。見てきたから。愛し愛されていたから」と答えた。
また、別居後はゴルフをまったく見ておらず、今後も私人として生きていきたいので、このインタビューが最後になると語った。
「今は子どもたちと私が新しい環境に慣れることを考えている。授業は受け続けるが、心を癒す時間を取ることに集中したい」(c)AFP