【12月17日 AFP】(一部更新)米メディアは16日、2004年に男子プロゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)と結婚したスウェーデン出身のエリン・ノルデグレン(Elin Nordegren)夫人(29)が、プロキャリアの中断にまで発展した不倫スキャンダルを理由に、ウッズと離婚すると報じた。

 ABCニュース、NBCニュース、米芸能誌ピープル(People)は、エリン夫人と親しい匿名の人物の話として、ウッズの愛人を名乗る女性が少なくとも14人出現し、ウッズが「過ち」を認めたことを受け、夫人はウッズと離婚する意志を固めたと報じている。

 ABCニュースのウェブサイトは、「離婚の確率は100%。だが夫人は急いではいない。(離婚届に)サインする前に、ゆっくり時間をかけて、汚れた洗濯物を1つ残らずテーブルに並べたいと考えている」としている。

 ピープル誌は「夫人は既に弁護士と接触している」と報じ、NBCニュースは「夫人は最近ガソリンスタンドやタイ料理店に出かけているが、結婚指輪は外されていた。離婚の意思の表れだ」と報じている。

 夫人は、スウェーデンのストックホルム(Stockholm)に近いファグラロ(Faglaro)島に広大な土地を購入したと、今月13日に報じられている。ニューヨーク・ポスト(New York Post)紙は、匿名の人物の話として、「夫人は2人の子どもたちとともにどこか暖かい場所へ移動し、タイガー抜きのクリスマスを過ごす予定だ」と報じた。

 米芸能ニュースサイト「TMZ.com」は16日、夫人はスポーツ用品大手プーマ(Puma)とまもなくマーケティング契約を結ぶと報じた。プーマは、ウッズの主要スポンサーを務める米スポーツ用品大手のナイキ(Nike)のライバル会社だ。(c)AFP