【7月6日 AFP】2013ツール・ド・フランス(2013 Tour de France)は5日、第7ステージ(モンペリエからアルビ、205.5キロメートル)が行われ、キャノンデール・プロ(Cannondale Pro)のペーター・サガン(Peter Sagan、スロバキア)がステージ優勝を飾った。

 2012年大会ではポイント賞(マイヨ・ヴェール)を獲得したサガンが、ゴール前の集団スプリントを残り150メートルで一気に抜け出し、今大会の初ステージ優勝を飾った。

 アルゴス・シマノ(Argos-Shimano)のヨーン・デーゲンコルプ(John Degenkolb、ドイツ)が1車身差で2位に、チーム・サクソ・ティンコフ(Team Saxo-Tinkoff)のダニエーレ・ベンナーティ(Daniele Bennati、イタリア)が3位に入った。

 サガンは今大会、4つのステージ優勝を狙えたところを僅差で逃してきており、フラストレーションのたまる7日間を過ごしてきた。しかし今回の勝利でその憂鬱も払拭された。

「チームは信じられないほど素晴らしい仕事を成し遂げてくれた。チーム全員に感謝したい」とサガンはコメントした。

 また、サガンはポイント争いで2位に94ポイント差をつけ首位に立っているが、ポイント賞の獲得はまだまだ確実ではないと話す。

「最初の7日間は上出来だったが、これから次の14日間があるからね」

 総合順位では、オリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のダリル・インピー(Daryl Impey、南アフリカ)が首位(マイヨ・ジョーヌ)を守った。

 チーム・ユーロップカー(Team Europcar)の新城幸也(Yukiya Arashiro)はステージ55位となり、総合順位では3分47秒差の59位に順位を上げた。(c)AFP/Justin Davis