【9月1日 AFP】第67回ブエルタ・ア・エスパーニャ(67th Vuelta a Espana)は31日、第13ステージ(サンティアゴ・デ・コンポステーラからフェロル、172.8キロメートル)が行われ、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のスティーブ・カミングス(Stephen Cummings、英国)が4時間5分2秒でステージ優勝を飾った。

 比較的フラットなコースで行われたレースでカミングスは、終盤にタイミング良くアタックを仕掛け、2位に入ったオリカ・グリーンエッジ・サイクリングチーム(Orica GreenEDGE Cycling Team)のキャメロン・メイヤー(Cameron Meyer、オーストラリア)に4秒差をつけてステージを制した。

 3位にはスカイ(Sky Pro Cycling)のファン・アントニオ・フレチャ(Juan Antonio Flecha)が入っている。

 第13ステージで逃げ集団を形成した7選手の一人だったカミングスは、集団から選手が続々と脱落していった終盤にアタックを仕掛け、トップでフィニッシュラインを切った。

 カチューシャ・チーム(Katusha Team)のホアキン・ロドリゲス(Joaquim Rodriguez、スペイン)は合計タイムを48時間56分17秒とし、チーム・サクソバンク(Team Saxo Bank)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)に13秒差の総合首位を守った。

 2012ツール・ド・フランス(2012 Tour de France)で総合2位に入ったスカイのクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は、ロドリゲスに53秒差の総合3位につけている。

 アルゴス・シマノ(Argos-Shimano)の土井雪広(Yukihiro Doi)はステージを183位で終え、首位と1時間25分秒54差の総合160位となった。(c)AFP